博物館をじっくり見る
博物館が好きです。
美術館も好きです。
休みを取れたので、久々に上野の東京国立博物館に行きました。
学生だった頃、通っていた大学がキャンパスメンバーズに加入していて、総合文化展は無料で見ることが出来ました。
当時の私にとっては、それこそ大英博物館のような場所でした。
今は自分で稼いだお金で見に行きますよ。
今回は挑戦として、興味がなかった分野をじっくり見ることにしました。
学生時分は専攻分野に関わりのあるところや、大好きな調度品ばかりに目が行っていたけど、あれだけ重要文化財をたくさん見せてもらえるのだから、もったいなきこと。
レッツ 視野拡張。
■だけどやっぱりネタが好き
ほぼ朝一番で東洋館に乗り込む。
当然のごとく私以外誰もいなくて若干ビビる。
そんな中じっくり展示を見ながら進んでいくと、突然笑いの神降臨。
狂気すら感じるわ。
『銀魂』のあんパンを思い出してしまう。
その後も、
( ゚Д゚)ウマー
とか、
↑を写真に収めまくってる修学旅行生の集団に出くわしたりして、ところどころ鑑賞どころじゃなくなってしまいました。
■「直虎」脳だもの
薄々こうなることはわかっていたんだけどやっぱりなりました。
見るもの全てを直虎に結びつけようとしてしまう!
亀と横笛ってナオティカーー!
この色味を「政次ブルー」もしくは「但馬藍」と呼びたい。
あと、彦根井伊家の更紗コレクションが展示されていまして、
その中でも直虎っぽいものを瞬時に選り分けて写真撮った。
■百聞は一見に如かず
しかし当初の目的は忘れていない。
お目当ての『風神雷神図屏風』、見てきましたよ。
想像以上に大きく、筆致も色合いもはっきりしていました。
自分の目で実物を見て、自分の感想を持つって、すごく大事なことだと思います。
それは博物館や美術館通いが好きになってから体得したことで、単に芸術鑑賞できるだけでなく、物の見方が身に付くと思うのですよ。
期待外れだったとしても、それは
「ああ、自分ってこういうものには心動かされないのね」
って気付きということでもあって、つまるところ無駄にはならないのではないかと。
御託並べたりしたけど、単純に博物館楽しいです。
■あとこんなこともした。
ポストカード作り。
日本の伝統的な紋様や意匠のスタンプ押し放題なんですが、
まあこうなるよね。
これだけどっぷり浸かっていれば、自ずと直虎仕様になるよね。
美術の成績は良くなかったという言い訳。
青海波スタンプの向きを思い切り間違えました。
戦乱という名の荒波に立ち向かう直虎を表現しました。
ちなみに亀のスタンプもあって、逡巡した結果、
こうなりました☆